太陽光発電システムの設置工事が完了し、試運転も完了し、実用運転がいよいよスタートしました。梅雨の明けきれていない少し微妙な時期ではありましたが、朝から天気は非常によく、たくさん発電してくれるであろうことに大きな期待を持ちました。

1日の発電量(ソーラーフロンティア株式会社「フロンティアモニター」より)
上のグラフは、設置後のこの1日(0時00分から23時59分まで)の「発電した電力量(太陽光で発電した電力量)」、「買った電力量(電力会社より購入した電力量)」、「売った電力量(電力会社に売った電力量)」、「消費した電力量(家庭で消費した電力量)」の4種類をそれぞれの色で1時間ごとに示しています。
太陽の出ていない、5時以前及び19時以降の時間帯は、「消費した電力量」=「買った電力量」となります。
太陽の出ている、すなわちシステムが発電する6時以降18時頃までの時間帯は、「発電した電力量」から「消費した電力量」を引いた残りが「売った電力量」となっています。特に朝の7時を過ぎますと、発電した電力量の大半を売ることができています。
この日に発電した電力量は22.55kWでした。売った電力量は18.44kWでした。売電単価は35円/kWですから、収益は売電分のみでも650円程度となりました。実際には自家消費分の一部も太陽光発電でまかなっていることになりますから、それもあわせると経済的メリットは700円を超えることになりました。毎日がこの様な感じでしたら、初期投資の100万円は4年以内に回収することができます(毎日が快晴だといいですね。雨が降るのは夜だけとか・・・。しかし日照時間の短い冬の時期もありますから現実には無理です)。
幸先のよい滑り出しにたいへんうれしく思った次第です。また、導入したソーラーフロンティアのCIS系の太陽電池は、太陽光を受けることによりさらに発電量が伸びるとのことですから今後にも大きな期待が持てるようです。今後の変化についても注意深く見守っていきたいと考えています。