屋根の上では、架台の設置準備が着々と行われています。

瓦の一時撤去状況
架台の設置のため、ベース固定位置周辺の瓦が部分的にはがされはじめました。こういった作業はお天気のいい日に限りますね。瓦はそれぞれで野地板に釘で固定されているので、綺麗にはがすのは手間が掛かるように思います。新築時のアスファルトのルーフィングがところどころ見えますが、これまでにおける劣化も見られず問題ない状態のようです。

架台取付金物用補強合板
架台のベースの取り付けをサポート(補強)する合板(厚さ12mm)が仕込まれていきます。この合板は最低2本の垂木と数本のビスで接合されることとなり、架台のベースはこの合板に5本のビスで固定されることになりますから、ベースの保持強度を確保するには充分と考えられます。なお、ベースは瓦の屋根面の上まで立ち上がってくることになりますから、瓦を部分的に切りかぐこととなります(もちろん防水の面で問題を起こさない下側の位置です)。なお、固定ビスの周辺その他にもコーキングが行われ防水面での心配はなさそうです。

太陽光架台の設置状況(垂木方向)
合板に固定されたベースに垂木方向の架台部材が固定されました。強度面では申し分なく、また、瓦のおさまりも綺麗です(←これは重要だと思います。もしも部分的にひずみがあれば将来的な漏水の原因になりかねませんから)。

太陽光架台の設置状況(完了)
垂木とは直角方向に水平部材が取り付けられました。主に部材は2種類あり、ひとつが太陽光パネルの中央付近を鉛直方向に支えるもの、もうひとつがパネルの端を固定するもののようです。共に、垂木方向(傾斜方向)に水平部材を自由に移動及び固定することができるようです。