前回のプロセスにおいて最終的な2社を絞り込んだわけですが、最終プロセスにおいてどちらにするか決定しなければなりません。
ちなみにこの2社は、地域密着型の業者さんでした。実は、首都圏や関西圏を中心とする比較的大手の業者さんは受注高も多く、スケールメリットがありそうだから安い見積もりになるのではないか?と期待しておりましたが、価格面での優位性はそれほどでもないことに加え、メールやFAXのみでは意思疎通をとりづらいこともありました(例えば、各機器の希望設置位置について事前に相談するも返事があいまいだったり、こちらから提示した仕様と全く異なる提案があったりなど)。
しかし検討をはじめて月日が経過したこの時点になりますと、メーカーごとの製品研究も進み、どのメーカーのどの製品にしたいかあらかた決まりつつありました。
したがって、最終的な見積もり条件は、ソーラーフロンティア製ソラシスネオ3.4または3.6kW、10年間の定期メンテナンス付き、工事費、申請費等を含む総費用ということでお願いを出しました。
そして、数度の価格交渉の後、総合的に良いと判断した会社に設置をお願いすることとしました。この会社では、価格が安かったことはもとより、性能保証、自然災害補償、工事補償は当然として、パネルの定期清掃が10年間毎年セットされていることが大きな決め手でした。
安定した発電のためにはパネル面の清掃や外観点検は必須だと考えています。しかしながら年一度屋根に登って自分でパネルを清掃点検するのはリスクが大きいですからね。